職業訓練校からの就活について
訓練校からの就活の鉄則として「訓練校修了前に内定をとること」があります。
これに関しては議論の余地は特にないと思いますが、問題は限られた期間の中でどのタイミングで就活を行うかです。
結論としては、理想のレベルの高い企業への応募→現実的な企業への応募の順番が良いかと思います。
志望度の高い求人ほど資格の揃った後半に応募したいところですが、あまり引き伸ばすと内定のないまま訓練が終わってしまうリスクもあります。
そして、4点セットで一番重視される二種電工に関しては訓練期間中に取得するのは難しいです。
2018年の二種電工の日程
筆記試験の申し込み締切 2018年4月4日(水)
技能試験の結果発表 2018年8月20日(月)
これに免状の申請から発送まで含めてさらに2週間弱かかります。
これを見てもらうとわかるように、申込みの締切から技能試験の発表までの間に約4.5ヶ月あります、免状まで待つと5ヶ月ぐらいです。
ビルメンの訓練期間は大体6ヶ月ですから、最高のタイミングで入学した上で、免状の発行なしでの合格通知を待つだけでもかなりギリギリとなってしまいます。
つまり、二種電工の試験に合格しながら在学中に就職活動を行うのは難しいということになります。(実際に私も二種電工はない状態で就活を行いました)
資格が1つでも多いのは当然大切なことですが、それにこだわっている時間もそれほど多くないので、資格を2つ程取得した段階で早めに就活を始めるべきだと思います。
私は就活を始めるのが比較的遅かったため、応募できた企業の数が少なくなってしまい、後悔しています。
ダメ元で応募するようなレベルの高い企業を一つでも資格を増やしてから受けようと訓練校の期限ギリギリまで引っ張ったところで、現実的な就職先との兼ね合いで最後まで就活を続けることは難しくなってしまいます。
その辺りの計画についても考えてみるといいと思います。