有名なビルメンハズレ現場の内容は正しいのか? その1
タイトルの件は以下のコピペでよく見るハズレ現場についてのものです。
実際に働いてみて、改めてみたときにどれだけ納得出来るか見ていきたいと思います。
■病院、ホテル、百貨店(=ビルメン三大重労働)。 不特定多数の出入りが多いほどハズレ
これは納得できます、間違いないでしょう。
不特定多数の出入りが多いほどハズレ、という文面は非常に説得力があります。
■資格の必要な冷凍機(夜間蓄冷熱含む)・ボイラー・コージェネのある現場
資格が必要な冷凍機やボイラー等がある現場にいたことがないので正直分かりません。
ただし、資格が必要な大型のものでも頻繁に障害が起こるのでなければそこまで変わらないのではないか?という気はします。
もちろん大型であれば点検等の作業も大変になるでしょうから、そういう意味では間違ってはないとは思います。
■超高層、高層、大規模。規模は小さくても築年数の古い建物(1回の巡視点検1hが目安)
大規模であるほど忙しい、建物が古く設備が老朽化してるほど忙しいというのは
容易にイメージが付くと思います。
■1つの現場に複数の会社が常駐、防災センターに常駐する
このような現場は経験があります、会社を越えて情報の共有をしないといけないので非常にめんどくさいです。
ただ、その現場は特に何かトラブルがなければ非常に楽であり、そのトラブルが起こる頻度もかなり低かったため、むしろ楽でした。
そこまで交流する機会が多くなかったのも大きいかもしれません。
密にやり取りが必要で相手が面倒だったらストレスになるでしょう。
消防点検(法定)、汚水・受水槽清掃等、下請けのやるべき仕事を自前でやっている
妥当、無駄な仕事は少ないに越したことはありません。
■新規契約、立ち上げ現場(新築を含む)
竣工したばかりの現場は初期不良が安定するまで非常に大変だと聞きます。
マニュアルもないので一から作らないといけないためそれも負担でしょう。
大体築5年~10年ぐらいがベストかもしれませんね。
■人の入替わりが激しい、人間関係が変、無意味な慣習を続ける現場(ヒマだった時代の慣習を続けている)
人間関係が変だとハズレなのは言うまでもないですし、ハズレでなければそんなに人は入れ替わらないので妥当でしょう。
無意味な慣習というのもよくあるものです(そういう決まりだからというやつ)。
■監視室が留守になる現場(緊急対応不能、無理な契約、人不足、クレーム多、事故・危険度高)
むしろこんな現場あるのかというレベルの話です。
夜中の契約外の時以外常に監視室には誰かいるというのは常識だと思っていました。
これが守られない会社は相当ヤバイと思います。
■ビル管理の他にマンション管理もやっている(会社として手を出しているのも含む)
マンション管理はビルメンから見ればブラックらしいのでわからなくはないです。
会社として手を出してるとよくない、というのがよくわからないですが自分が異動でやらされるリスクということでしょうか。
■偽装請負状態である(元請が直接雇用しなければならない「労働契約申込みみなし制度」がスタートしています)
恥ずかしながら私の知識不足で偽装請負、というものの理解があまり出来ていません。
Aが発注者で、Bが元請け、Cが二次受けという状態でAがCに直接指示を出すといった内容がそれに当たるそうです。
よく系列仕事を下請けしてる会社がありますが、そういったところがそれにあたるのかもしれません。
そしてそのような会社は安くてキツイ仕事ばかり振られている印象がありますので、正しいかと思います。
ここまで見てきて、特に妥当だと思うものは赤字にしてみました。
残りは次回に回します。